「サーフィン スピードの研究」 スピードはいかに波のパワーを引き出すかだ!
↑↑↑スピードかなりでます↑↑↑
今回はスピード論である。
ご存じの通り
「サーフィンにとってスピードは「命」だ」
スピードがあれば、
あらゆるシチュエーションで余裕が生まれるし、
技も仕掛けやすい。
反対にスピードがなければ、
技の成功率も下がるのだ。
この「スピード」だが、
僕もそうだったが、テケテケサーファーや、
「結構、上手い人でも勘違いしてる人が多い」
のが実情だ。
また、
「サーフメディアやサーフィン指南書等で、
言われているスピードの付け方の表現が今一なのと、
実際は出来てないライター等が書いている可能性が高いので笑」
今、出来ている僕から見ると、
「いやいや分かってねぇなぁ」
という表現である事が多い。
例えば雑誌でなどの記事を
真に受けたら
「反対に上手くなるのが遅くなる」
と思うぐらいだ。
本当につい先日だが
「志田下の一番右からのレギュラーで
人生最高のマニューバーを描き、
理想的なボトムターンからリップを目指し、
エアーでぶっ飛び軽く1m以上は飛んで、
180度ちょっと板を回し着地は失敗笑」
だったのだが、
あの1本は
「プロでもなかなか出せねぇんじゃね!」
ってぐらいマニューバーの描き方には自信があった。
正に
「僕が狙った通りのマニューバ―で
空中にぶっ飛んだからだ!」
そのマニューバ―の描き方を
詳しく書いていく事で、
「スピードの研究」をして行こう。
その前に、その志田下に入水する状況を
ちょっと書いておこう。
僕はその前日にも片貝新堤で入水し、
その時は珍しく、
新堤が決まっていて、
「マジで、バシバシリップやエアーを
決めまくっていた」
片貝のローカルが
「今日は波が早いなぁ」
と言っていたぐらいで、
確かに閉じ気味の波だったのだが、
普段、湘南の「ドダンパー」や
志田下の巻き気味の波でドロップ気味に、
テイクオフもしている僕としては、
「そんなに早くは感じなかった」
逆に片貝にしては
「リップが張って、むちゃくちゃ
リップやエアーを決めまくった」
その時はプロ等はいなかったので、
僕の一人勝ちだ!
本当に乗りまくりでリップやエアー決めまくり!
そして、乗り過ぎてしまった為か
「持病の腰痛がひどくなってしまった。。。。」
長年、サーフィンをやっている人なら
分かると思うが、
僕も6回もぎっくり腰をやってるし、
寒くなってくると腰が痛くなってくる。
また、上記の様に乗りまくって決めまくってしまったので、
腰痛がひどくなってしまったのだ。
しかし、
「次の日は南西が吹いて、
久々に志田下が決まりそうだったのだ」
なので、様子は見つつも腰痛を押して、
海に向かったのだ。
だが、車から降りる時も
「いてててて、、、、腰、痛てぇ。。。」
って腰を曲げながら出る始末。
更にウェットを着るのさえ痛い、、泣
パドルもすると痛い、
ドルフィンする瞬間も痛い。。。。
正に最悪な状況だった。
そんな自分の状況とはうらはらに、
「波は腹~胸ぐらいで早いが、
志田らしい、決まった形のいい波」
も入っていた!
僕は「マジかぁ。。。。」
っと痛みを押して、パドルをしていたが、
やっぱりサーフィンバカなんだよねぇ。。。笑
「決まった波が来たら、
全力でパドルしちゃうんだよ」
しかし、テイクオフは
「そぉ~っとした」
のだ。腰の痛みに負担がかからない様に笑
また、乗っている時も、
「腰に負担がかからない様に
そぉ~っと乗っていた笑」
前日もバシバシリップもエアーも決めているから、
今日は、そんなにバリバリやんなくてもいいかなぁって感じだし、
「なにより腰が痛いからだ!」
しかしだ!
これがまた僕を新たなサーフィンのレベルに
引き上げる「きっかけ作りになったのだ!」
普段だったら、トップからボトムに下りる時に、
思いっきりしゃがみ込むような動作をして、
波の斜面を滑り下りる時に更に加速を得たり、
波に板を押し込むようにして、
その反発で更なる加速を狙ったり等
「かなりダイナミックに体を動かしてる」
のだが、
この時はとにかく上記したように腰が痛い!
だから、
「とにかく波を良く観て
腰に負担をかけずに
そぉ~っと乗ろう」
と思ったのだ。
その時に、僕は恐らく
「普段よりも更に波を「観察」していた」
のだろう。
もちろん、波に乗っている状況なんて、
0.何秒の世界だ。
しかし、その状況で普段よりも
「腰に負担のかからないライン」
を描こうと考えていたのは確かだ。
そうしたら、
思いっきりエアーしようと思った訳でもなく、
軽く飛び出して返そうと思ったら
「板が全部、波の上で見えるぐらい飛んでいた」
のである。
もちろん、もっと波が大きめで
決まっている時には
「板、全部抜けでエアーもできるが、
まさかその時は、最初の一本目で腹ぐらいの波」
だったのに、板が全部見えるぐらい飛び出せたと言うのは、
意図もしていなかった。着地は失敗したが笑
「それだけスピードが付いていた」
という事である。
「全然、全身に力も入れず、腰に痛くならない様に、
リラックススタイルで、マニューバ―を描いた事で
それまでと同等以上のスピードを確保できたらしい」
これは「新たな発見」だった!
僕は他のブログにも過去にも書いている様に
「板をバタバタ動かさない」
というのを信条にサーフィンをしてきたので、
基本、スピードを付けるアップスンでも
「波を切り刻む様なサーフィンは絶対にしない」
ちょっと上手い人でも
「波を切り刻んだり「漕いで」いる人」
あれはリップまでは出来ても、
「エアーで飛べる様なスピードを作るのは難しい」
こういう人は
「根本的にスピードに対する考え方が間違っている」
可能性が高い。
「板をバタバタ動かすと波との抵抗が大きくなり
反対に失速気味になる場合もあるのだ」
もちろん、僕もそれを意識していたし、
普段からも板をバタバタ動かさない。
ダウンザラインもできているから
「エアーで全然、いつもぶっ飛べてた」
訳なのだが、
この志田下での
「リラックススタイルのスピードの付け方」
というのを体感した時に、
「あぁ、俺はもっと力を抜いてサーフィンしてもいいな」
と思ったのだ。
この1本目からのライディングの変化は
僕に
「新たなサーフィンのマニューバ―を描くライン」
の参考になったのだ。
「腰痛」のおかげで笑
嫌でもこの日はリラックススタイルで
波に乗らざる負えなかった」
からでもある。
この日の一番の収穫は
「ダウン・ザ・ライン」
の描き方だ。
「僕は常に2~3手先の波を読み、
その読みに従って、
マニューバ―を描いている」
具体的に書いた方が分かりやすいと思うので、
「今日の波は早めだから、
テイクオフは斜め気味にして、テイクオフ!
予想通り、速めの波で、ボトムに下りている暇はなく、
一度、ワンターンかましてから、ボトムに下りて、
リップが崩れるタイミングに合わせてエアーだな!」
みたいな事を0.5秒ぐらいの間に
「イメージ」してマニューバ―を決定している。
ここで、この理想的なマニューバ―を描いたラインと、
上記のそれまでのラインの何が違うんだろうか??と
ずっと考えていたのだ。
上記のライン取りと違うのは
「一度、ワンターンかましてから」
という所だ!
よく、タイミングを合わせたり、
波が掘れないからと途中で
トリミング気味でターンを入れたりする。
これはもちろんプロもやっている事だから
当然なのだが、
この時の僕は
「とにかく腰が痛いから、
あまり体に負担をかけたくなかった笑」
だから単純に
「ワンターンを入れたくなかったのだ」
ワンターンを入れると、
通常、僕の場合、
「前足加重をかける為に、
体をダイナミックにしゃがみ込み、
前足に胸が付くぐらい前足加重にし、
その後、抜重の為に伸びあがる」
という動作を自然にしている。
しかし、この動作を腰が痛いから、
なるべく回数を減らしたかったのだ。
なので、通常のラインどりではなく、
上記でいくと、
「ワインターンのトリミング気味にターンを
なるべくしなく、
トップからのダウンザラインで上手くつないで、
ボトムターン一発でリップに持っていく」
というライン取りをしたのだ。
だが、今書いているのはあくまでも
「後付けである」
要するに腰が痛いから、
横着したかっただけで笑
そして、ボトムターンに関しても、
いつもなら思いっきり切り返して、
更にトップの返しも
「おりゃ!」
ってやるぐらい結構、
体を反応させているのだが、
この時は
「なるべく腰の痛みがあるから、
なるべく腰に負担が無い様に
「波任せ」にしてラインを描いたのだ」
僕のこの時のイメージは
「本当にスムーズに」
という感じだ。
無理な体勢を取ったら腰に激痛が走るのが
分かっていたから、
とにかく、
「波に逆らわず、スムーズに
体に負担が無い様にラインを描く」
という事に徹したのだ。
そうしたら、普段と違う感覚が訪れた。
「正に浮遊している感じだ」
スムーズに加速している感じである。
体に無理な力が入っていなく、
波にも逆らっていない。
何もかもが自然な感じなのだ。
一番最初に書いた、
今まで人生最高のマニューバ―を描いたのも
こういうラインだった。
テイクオフをし、
この日の志田下は巻き気味だった、
テイクオフ直後にチューブ気味になり、
抜けると、先が見えた、
通常だったら、一度、トリミングを
かましたくなるところだった、ラインどりを変更し、
ハイラインに一度出て、
ダウンザラインのタイミングを合わし、
リップが崩れてくるのを見計らった、
ここがポイントなのだ、
「一度、トリミング気味にターンを入れてしまうと、
そこでスピードが落ちるのだ」
スキ―でも坂道でも一緒だが、
直滑降で一度も止まらず滑り降りた方が、
一番スピードが出るのは、
物理法則の基本だからである。
僕は腰が痛いのでただ単に横着の為に、
ワンターントリミングを外して、
何とかボトムターン一発にしようと画策したのだが、
それが、サーフィンにとっては
究極のマニューバ―ラインなのだ。
一直線にボトムに滑り降り、
リップやエアー、また、
一直線にボトムを滑り降り、
リップ。
これが理想形のサーフィンだからだ。
この時の人生最高のマニューバーを描いた時は、
ダウンザラインだけではなく、
トップを目指す時も全てのラインが上手くいった!
ボトムからリップが崩れる時の
上っている時のラインから、
トップを抜けた時のエアーを決めて、
180度回す所まで、
「一連のラインを頭の中に描くことができたのだ」
ここでいうと
「上っていく時のラインも非常に大切だ」
この時は上る時も力が抜けて、
「波任せ」
にしていたのだ、
波が崩れるタイミングに合わせて、
板をトップまで「スムーズ」にラインを描き、
崩れるリップもジャストタイミングで
理想的な場所でヒットしたのだ。
ここで一番重要な事を僕は更に学んだのだ、
これはサーフィンの基本中の基本で、
更に「極意」みたいなものだが、
「サーフィンとは波の力を利用する」
スポーツという事だ。
上記の状況のマニューバーラインとは
要するに
「波のパワーを100%ひき出すマニューバーラインは
どのラインか?」
という事に他ならない。
どんなスポーツでも一緒なのだ。
「達人がやる場合はいとも簡単に、
それも全身がリラックスしてやっている」
場合がほとんどだ。
力を入れる所は、本当に必要な場面だけで、
その他の場面は力を抜いている。
サーフィンも同じなのだ。
リラックススタイルで
究極のマニューバーとは
「いかに波の力を100%ひきだすラインを描けるか」
という事なのだ。
トップに上がるラインにしても、
無理なラインは描かず、
波がこちらに向かって崩れていくる所に
「いかに板を動かせば体に負担がなく、
スピードがつけられる?」
という事を考えそれが
「ラインとして見えた!」
だけの話だが、
「それが究極のラインだったのだ!」
流石に、まだ僕はこの「極意」を全て体得できた訳ではない。
「分かった」状態だ。
しかし、こうやってブログに書き、
自分自身で理論化するという行為こそが、
また僕のサーフィンスキルを引き上げるのだ!
みなさん頑張りましょう!!!
Keep Surfing!!
↓↓↓おすすめ↓↓↓
↓↓↓おすすめ↓↓↓
↓↓↓おすすめ↓↓↓