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「クリフォード・ブラウン ジャズ史上最高のトランぺッタ―!」光輝く音色!!

 

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クリフォード・ブラウンのトランペットの音色に
完全にやられてしまっている!

クリフォード・ブラウン

「JAZZの歴史上、最高のトランぺッタ―」

である。

クリフォード・ブラウン
モダン・ジャズ以後の歴史上、
最高のトランペッタ―であり、

「彼以後のトランペッタ―で、
 彼を超えるものはいない」

マイルス・デイビスもことトランペットを
吹くという点だけでは、
クリフォード・ブラウンには及ばなかった。

クリフォード・ブラウン程、
トランペットという楽器と自分の身体を一体化させた
ミュージシャンは数える程しかいない。

マイルスが言った様に、
パ―カ―、パウエル以外では
このブラウニーが筆頭だろう。

クリフォード・ブラウンの音色は
他のJAZZメンの様な陰影は感じられない。

ブラウニーのトランペットは
その音色通りの

「光輝く音色!」

である。

トランペットという楽器の持つ
僕らが思い描いている様な
音そのままをブラウニーは吹く。

その素晴らしさを一度、
感じてしまうと、ブラウニー以外の
トランぺッタ―だと物足りなくなってしまうのだ。

マイルスはブラウニーのトランペットの
光り輝く音色は自分自身では吹けない事は
理解していた。

だからこそ、リラクシン等のミュートを利かせた
トランペットの妙技で対抗したのだ。

ブラウニーの「光り輝くトランペットの音色」は
その音色のあまりの純粋さに、
ある者は受け入れられない程の神々しさだ。

かの村上春樹氏もブラウニーの屈託のない
トランペットの響きに
恐らくどこか「引け目」を感じてしまっているのだ。

ブラウニーはJAZZが破天荒だった時代。
唯一と言っていい程、

「クリーンな存在だった」

他の大物JAZZメン、パーカ―、マイルス、ペッパーだろうが、
なんだろうがみんな麻薬中毒だったのだ。

その中でブラウニーだけは麻薬にも手を出さず、
クリーンで更にソニー・ロリンズが一度は引退を
考えていたのだが、ブラウニーのコンボに参加し、
あまりにもブラウニーの人柄が良過ぎて

「こんなに素晴らしい人間がいて、
 演奏をしているのだから自分もちゃんと
 音楽をしなければ!」

と思い直し復帰したというエピソードがあるぐらいだ。

そうブラウニーは本当にいい人で、
歴史上最高のトランぺッタ―だったのだ。

しかし、運命の皮肉か、
他のJAZZメンの様に麻薬等、まったく無縁であったのに、
彼は交通事故でたった

「25歳で亡くなってしまうのだ」


他の誰よりもクリーンな彼がそんなに若くして
亡くなってしまうなんて本当に
運命は過酷だ。

今、彼の「輝くトランペット」の
音色を聴きながらこのブログを書いているが、
彼には

「即興に対する恐怖心や迷いが一切ない」

のである。
あたかもそれが

「当然であるかのように即興に挑む」

のだ。

天才であるソニー・ロリンズでさえ、
時々、迷いを感じるフレーズや、
即興に入る前の探りの様なフレーズを吹くのに、

「ブラウニーの即興に入る前は

 全くその「迷い」が感じられない」

のである。
それでいて

「天才的な即興演奏を繰り広げる」

のであるから、
そりゃその後のトランぺッタ―が
束になったって敵わないだろう。

そのぐらいの「天才の中の天才」なのだ。

ブラウニーの音楽はあまりの「純粋性」によって、
他の「引け目」がある人間を寄せ付けない程の
パワーを保持している。

そのパワーを真正面で受け止められない人間には
少々その余りの輝かしさが眩し過ぎるのだろう。

しかし、僕はその輝くばかりの眩さが心地良い。

これはどういう人生を送って来たかにも左右されるのかもしれない。

僕はブラウニーの光り輝く道が好きなのだ!!

 

出典引用:ユニバーサル・ミュージック、クリフォード・ブラウン

 

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