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「サーフィン 速い波 攻略」  初中級者の方は嫌いな人も多いよね。速い波。

 

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速い波の攻略方法に関してである。
と言っても、なかなか難しいのが本当の所だ。

初心者の頃は恐怖心があまりないので、

「ダンパーブレイク的な波でも
 突っ込んでいける」

が、大体、その初心者の頃に、
ドダンパーで頭から突っ込み、
ぐるぐる巻かれたあげく、
頭を上げた瞬間に戻ってきた板で
頭をぶつけて怪我をしたり、
大きい波でタイミングが悪い場合は
板を真っ二つに割ったりする。

そういう経験を積んで、
大体、中級者になってくると、

「だんだん、速い波恐怖症がでてくる笑」

もちろん、若気の至りで

「GO FOR IT!!!」

で突っ込んだら抜けられた!
という場合もあるが、
それはあくまでも速い波を抜けられるスキルではなく、

「根性のみで抜けている笑」

状況だから、結局は抜けられる時と、
抜けられない時がある。

さて、それでは速い波を攻略するには
どうすればいいのだろうか?

僕もチューブを抜けられる様になったのは、
本当にここ2~3年ぐらいである。

チューブは究極の速い波なので、
たまたま突っ込んだ以外は
スキルがないと抜けられない。

よく初中級者が上手い奴を見て

「なんであんな奥から抜けられるんだ!!」

と思うだろう。

特に切り立ったセクションを抜けて、
抜けた途端にボトムに下りて、
トップに上がって

「バシーーーー!!!ってリップ等を決める!」

僕も昔は

「よくあんな所から抜けれるな!」

って思っていた。

しかし、できる様になると、
なるほど、速い波攻略はこういう事なのか!
と理解できるようになる。

だが、一つだけ、

「速い波攻略は正直、サーフィンスキルがかなり物を言う」

なので、やっぱり全体のスキルが
上がらないと速い波は抜けるのは難しいのだ。

まずは、

「波の見極め」

である。

これは

「抜けられる波を見極める。
 走れる波を見極める。」

という事だ。

よく初中級者でまだ波が分かってない人は、

「でかいセットの波が来たらみんなパドルし出す」

僕ら波が見えている人からすると、

「おいおい、その波はワイド過ぎて乗れないって」

って思っていて、
案の定

「ド――――――ン!!!って落ちて、真っ逆さま」

って感じだ。

速い波という事はワイドダンパー気味だという事だ。
こういう場合は良く波を見極め、
今日のセットやどの程度の波なら

「抜けられる、もしくは走れる波が来るか」

を冷静に判断し、傾向を読み取らなくてはならない。

この波を観察するというのが、
まずは第一段階だ。

ここはまた、難しいんだよねぇ、
やはり、経験値しかないからなぁ。


でも、漫然と波を見ていても絶対に攻略はできない。

僕はワイドの場合は必ず、
波が過ぎた後に

「後ろを振り返り、どの程度の波なら波が切れるか」

と確認する。

そうすると、こういう感じに僕は頭の中を整理する。

「今日の波の傾向は頭ぐらいのセットは、ほぼダンパーで、
 乗れる波の数は5回セットの内の1回ぐらい。
 更にその1回も滑り下りて、ワンアクションがやっとだな。
 それも、波の切れ目も丁度いいポジションではないと乗れない。

 胸~肩の波は頭ぐらいのセットよりかは、
 走れるので2アクションはイケるかな?
 セットの波よりかは走れる可能性は高い」

みたいな感じで予想する。

で、一応、セットの波は狙いつつも、
メインで狙う波は胸~肩の走れる波を選択するのだ。

ここで多くの人が間違いを犯しているのだが、

「ついついセットの波を乗りたくなる」

のが人情。しかし、乗れない波にいくら突っ込んでも、

乗れないのだ。


という事で、この波を読むという事が、
まず大事な事になる。

さて、波が見極められたら、
次の段階は当然「テイクオフ」である。

速い波のテイクオフは結構、スキルが必要だ。

速い波は当然、崩れるのも速いので、

本当に一瞬の判断が大切になってくる、

しかし、その一瞬で波を観察し、

ラインをチョイスする必要がある。


この段階でも「余裕」が必要になるのだ
焦ると失敗する可能性が高くなるからである。

更に波を読む力とともに、
速い波を攻略するには、
テイクオフスキルはどうしても必要だ。

大事なのは

「波の掘れ上がり方の予想と、
 更にその掘れ上がり方の予想に基づく、
 板のセットの仕方」

である。

また、角度も重要だ。
最初から板を斜めにしてのテイクオフも
掘れほれの波の場合には必要だからである。

この場合、

「レールは片方しか波に入っていない」

極論、言えば、反対のレールは
波から出ているぐらいの感じだ。

そのぐらい波の壁になる。

もちろん、こんなに早い掘れほれの波でなくても、
速い波の場合はテイクオフが
非常に大切な事は理解ができるだろう。

更に、


「突っ込める波か突っ込めない波か」

どうかの波の見極めもテイクオフの瞬間の
最期の最期まで分からない場合もある。

幾らその日の波の傾向を読んでも、
波は割れるまでは最終的には分からないからだ。

リーフや千葉、志田下の様に、

速い波やチュービーコンディションでも
抜けられると分かっている状況なら、
結構、突っ込んでイケるが、
通常の湘南等のビーチだと、
どうしても抜けられるかどうかは、
最期のテイクオフの瞬間まで分からない。
という場合も多い。

しかし、ちゃんと波を分析し、
何度も失敗していると、

「抜けられる波か抜けられない波かは、
 判断できるようにはなってくる」

更に、上記したように、

「波の掘れ上がり方の予想から、
 板をどうセットし、
 どのラインを描いて抜けるか」

を判断をするという所が一番、難しい所だ。

ここはテイクオフスキルも必要だが、
波の崩れ方を読む力に、
マニューバ―を選択する力も必要になってくる。

以前、チューブの話も他ブログに書いているが、
チューブのダウンザラインは基本、
一本と決まっている。
正にこれこそがスピードを保つ抜けられるライン

「ダウン・ザ・ライン」

である。

時々、CT選手がチューブの中でも、
アップスをやっているが、
あんなの出来るのは一握りの人間だけ笑

チューブの波は一番掘れほれの波=速い波
だから、チューブが抜けられる様になると、
自然と速い波も抜けれるようになる。

ここもやはり波の掘れ上がり方のイメージを
ちゃんとできるかが
速い波を攻略できるかの決め手になる。

それに、その掘れほれの波のどこに板を
セットするのかも、結構、
経験値が必要になる。

また、掘れほれの波から、
テイクオフ=立つのは

「自信がないとできない」

目の前で一瞬で、波の壁になるからである。
その波の壁で立つのは失敗すれば、

「波に巻き上げられ真っ逆さま、最悪板も折れる」

という悪夢の様な恐怖が伴うからだ。

しかし、自信がつけば恐怖心は無くなってくる。
ここも経験値である。

更にテクニックに関してだが、

「テイクオフする時に、
 あの掘れる瞬間に腕をプッシュし板を押し込み、
 その反発力で推進力を得ながら、
 テイクオフをする」

というテクニックも僕はよくしている。

テイクオフする時に特に、
掘れている場合は、
この

「腕によるワンプッシュによる加速」

はかなり有効であるからだ。
このテイクオフの初速が確保できれば、
波に捕まる心配はなくなる。
しかし、ここも時間にしたらそれこそ、
0.何秒の世界の話だ。
頭で考えている時間はない、
体が勝手に反応するしかない。

いままで様々な速い波を
抜ける時のポイントを見てきたが、
良い場所からテイクオフしても、
波に捕まる人は、
上記のどれかができていない可能性が高い。

このテイクオフまでの流れが
出来れば、抜けられる波なら、
スピードを確保できているので、
その後は難しくはない。

やはり、波の見極めとテイクオフでの
初速のスピード確保が最大のポイントだ。

ちなみに、僕はフロントは今の感じで、
バックサイドで掘れほれの場合は大体、
右手で板をつかんでテイクオフをしている。

これならチューブも全然、大丈夫だし、
体勢をホールドできるから安定感もあるからだ。

速い波を攻略できるという事は、
あらゆる波で

「一番、奥のピークから乗れる」

という事にもつながる。

という事は一番、波に乗れるというにつながる。

僕もいつの日にか、波を見極め、テイクオフスキルに磨きをかけ、
ダブルのチューブを抜けたいものだが、

もう歳も歳だし、そりゃ無茶かな笑

テイクオフが上手くなると、

乗れる波も増える。

これからサーフィンには一番、

いい季節になるので、

みなさん頑張りましょう!!!

 

Keep Surfing!!

 

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