趣味のソムリエ

クリエイティブプロデューサーの人生を豊かにする趣味の話

映画「トップガン マーヴェリック」 これぞ僕たちのトップガン!!!

約2年以上待たされて公開された

トップガン マーヴェリック」を早速観てきた!

とにかく「胸熱すぎる!!!」ので、

この熱さのまま書いて行こう!!

 

↓↓↓未見の人は必見↓↓↓

 

ネタバレバリバリで書いていくので、

未見の方は要注意です!!

 

何と言っても僕はトップガンリアルタイム世代だ!

中高生の時にトップガンが公開され、劇場に詰めかけ、

映画館から出てきた時にはすっかりパイロット気取りだった笑

 

もちろんトム・クルーズの余りのカッコ良さに惚れまくり、

レイ・バンのサングラスを購入し、

ドッグ・タグを首にぶら下げ、MA-1も着ていた笑

正に

 

「僕ら世代にとっては青春を象徴するような映画」

 

である。

 

当時は血気盛んな年頃だった僕らは、

トム・クルーズの若さ、恋愛の悩み、挫折、野心などなど、

青春の1ページとして思い出と共に閉じ込められ

永遠に心に刻まれる1本になった。

 

それから36年。。。

 

「36年ですよーーーーーーー!!!!」

 

信じられますか?

36年!僕が中高生で観た時から、四半世紀どころか、

36年も経過したんですよ。

 

本当に人生は長い様で短い。

 

その36年ぶりに「トップガン」の続編が公開される

というんだから、そりゃ僕らの世代は

 

「絶対に観に行かなければならない!!笑」

 

これはほとんど脊髄反応であり、

使命感でもある!笑

 

だた、正直なところ

 

「そこまでは期待していなかった」

 

のが、本音である。

今まで、多くの名作の続編が公開されてきた。

ランボー 」「ゴーストバスターズ」「スター・ウォーズ

「ターミ・ネーター」「ブレード・ランナー」などなど

枚挙にいとまがない。

 

ランボー 」や「ターミ・ネーター」は、

当時の流れで、大幅にグレードアップして公開し、

当時としては王道成功ルートだったので面白かったのだが、

昨今の長い年月が経過しての続編に関しては、

「大人の事情」や「まぁ、続編そうなるよねぇ」的な、

ことが多すぎる。

 

新機軸や斬新さ、次世代感を無理くり出すために、

苦肉の策で作品を捻り出してヒット作の、

何番煎じも美味しい思いをしようとして、

 

「何十年にも渡ってファンが抱き続けてきた、

 作品に対する思いやこだわりを蔑ろにしている」

 

としか感じられない作品が多くなってきている。

確かに続編は見たいので、観てしまうのだが、

結果、どの映画も大抵は

 

「オリジナルが一番面白い」

 

となる。

 

過去の名作であればあるほど、

ファンの想いは強く、更にファンの、その映画に対する

「セオリー」は揺るぎないものになっているから、

その想いを組みながらもオリジナル以上の脚本や、

作品にするのは至難の技どころか、

ほぼ不可能である。

 

今回の「トップガン」の続編も、

36年前、少年だった僕らの気持ちには、

当時のトップガン」への憧憬が詰まっている。

その憧憬を崩さないという事は正直、不可能事であると思っていた。

そうした理由から、

 

「余り期待を持ちすぎない様に観に行った」

 

のである。

 

が!!!!!!

 

冒頭のもう最初の最初で、

胸が熱くなって感涙しそうになった!!

 

前作同様、空母からのオープニング、

背景音楽は当然トップガン アンセムがかかり、

F18が空母から飛び出す瞬間の音楽は当然、

 

「Danger Zone」!!!

 

それも「オリジナル・バージョン」

プチ情報だが、この曲のアーティスト、ケニー・ロギンスは、

わざわざ新たなバージョンを取り直して、

トム・クルーズに提案したらしいのだが、

トム・クルーズ

 

「オリジナルじゃなきゃダメだ」

 

と判断し、オリジナル楽曲がかかっている。

 

この一事が全てを物語っている。

そう

 

トム・クルーズは僕らファンの気持ちと、

 ファンの想いを完璧に理解し、

 それを大切に守り、作品の中に提示してくれているのだ」

 

この最初のシーンを観た瞬間に多くの同世代の人は

 

「これは僕らのトップガンだ!!!」

 

と、胸が熱くなったはずである。

もちろん、物語が進むに連れて、

感涙ポイント目白押しだ!

 

トム・クルーズの革ジャンに、レイ・バンのサングラス、

カワサキのバイクにF18との併走などなど、

トップガン」へのオマージュ部分で、

胸がいっぱいになってしまうと同時に、

僕らファン的には

 

「マーヴェリックはマーヴェリックのままだ!」

 

という安堵感が生まれるのだ。

 

多くの続編はこの「繋がり」を疎かにしすぎている作品が多すぎる。

続編というからには「続き」でなければならないのだ。

 

それに物語も素晴らしすぎる。

トップガン」では若気の至りもある青春真っ盛りだった、

マーヴェリックも50代も後半。

今度は若いトップガン達を指導する立場になる。

 

ここも往年のファンからすると、

自分と置き換えて映画を見て胸を熱くする場面だ。

僕らもトム・クルーズと一緒に若かった、、、、

 

今は現実同様、若い人に対して

 

「大人の示唆を与える立場にいる」

 

からだ。

人生の年月の流れと、役割の流れなど、

自分の人生との関係性でグッと来てしまうのだ。

 

物語的には特に「グースの息子」との確執は、

マーヴェリックの気持ちに共感し、

これまた胸に迫ってくる。

 

また、キャスティング的な白眉は、

グースの正に生き写しではないかという、

マイルズ・テラーの起用だ。

 

近年でこれほどのキャスティングはないだろうというぐらいの、

素晴らしいキャスティングである。

マイルズ・テラーの起用によって、

トップガン マーヴェリック」の映画としての完成度が、

1段階以上も上がった事は間違いがない。

 

特に「グレート ボールズ オブ ファイアー」の、

ピアノ語り弾きの場面は、迫るものがある。

 

他にもヴァル・キルマーの出演も涙腺が崩壊しそうになる。

ヴァル・キルマー咽頭がんの手術で声が出なくなってしまって、

出演も危ぶまれていたのだが、トムの熱望により出演が決まった。

 

本来であれば、前回、ヒロイン役のケリー・マクギリスやメグ・ライアン

登場もあってもいいかと思うが、その辺りは脚本的に今回は不要となったらしい。

 

そのかわりにペニーというニューキャラクター(ジェニファー・コネリー)が、

登場するが、なんとこのペニーというキャラクターは、

一作目「トップガン」の中でも話題に上がっている!!

この辺りもちゃんとファンの「セオリー」を崩さない様にと、

制作サイドとトム・クルーズが配慮に配慮を重ねた結果だろう。

 

そして、なんと言っても最大は、

 

「本物のF-18を使用しての空中戦!!!

 ドッグファイトだ!!!」

 

このドッグファイトのシーンだが、

当然、映画会社などからは

 

「何も本物じゃなくてもいいだろう、CGで、、、」

 

トム・クルーズも言われたらしい。

しかし、トム・クルーズ

 

「いや、絶対に実写ではないとダメだ!!

 実写ではないと表現できない画がある」

 (みたいな感じの意味を言っています笑)

 

という事で、CGを断固拒否したのである。

なぜ、続編が36年も経ってしまったかというと、

もちろん、どういう続編が素晴らしい脚本なのかが、

トム・クルーズも製作者サイドもなかなか見えなかった事もあるが、

この

 

「実写で撮影する技術ができる事」

 

という必要条件が揃わなかった事がここまで長引いた原因らしい。

 

その甲斐があって、

 

ドッグファイトのシーンは、

 手に汗握りまくりの白熱の空中戦が展開される!!!」

 

これは

 

「絶対に劇場で見なければいけない!!!」

 

と心底、思う映画である。

 

また、この「劇場公開にこだわる」という所を、

トム・クルーズも映画会社も頑ななまでに守る事によって、

今回の爆発的な記録的大ヒットになっていることは間違いがない。

 

当初の公開は2020年の予定で、

正にコロナ真っ只中。

 

多くの大作映画が「デジタル配信」などと、

併用する事で収益化を模索し、

実際、その様に多くの映画は公開されてきた。

 

しかし、「トップガン マーヴェリック」は頑ななまでに、

「劇場公開」にこだわった。

 

これはトムも映画会社も

 

「この映画は劇場で観るべき映画で、

 映画というのは配信ではなく、

 映画館で見るという「体験価値」なのだ!!」

 

という高らかな宣言でもあるからだ。

 

実際、僕や多くのSNSでも

 

トップガン マーヴェリックは絶対に劇場で観るべきだ!!」

 

という口コミが全世界中を駆け巡り、

公開オープニング週末興収の記録を塗り替え、

トム・クルーズの歴代映画の中でも最高のオープニング興収、

更に初めての10億ドルを突破する映画になる可能性すらあるのだ。

 

正に、全てのパズルのピースが、

ピタッとハマった結果、

この配信全盛で、下手をすれば映画業界は、

斜陽産業だとまで言われる状況だった状況を、

この一本のブロックバスター映画がそれを吹き飛ばし、

起死回生の1本にすらなっているのだ!

 

また、この「トップガン マーヴェリック」の意義はそれだけだはない。

昨今の大ヒット作はとにかくCG、CG、CGある。

もちろんそれが悪いとは全く思わないのだが、

クリエイティブのプロデューサーとしては、

アナログの良さも味わって欲しいは常々思っている。

人間はアナログな生き物なのだから。

 

その中で今回のドックファイトは全て、

 

「実際にF-18でドックファイトを撮影している」

 

本物にしか写らない画が写っているのである。

パイロットにGがかかり、首が後ろに反る様子から、

顔の筋肉の動き、苦しそうな表情などなど、

全てが本物だ。

 

その本物でしか伝わらない情報が、

映画の中からビシビシと伝わってくるのである!!!

 

これは映画の歴史に残る1本である!!

 

トップガン マーヴェリック」は、

劇場で観なかったら本当に後悔する映画である。

 

映画が持っている魅力、熱さ、信念、

その全てが詰まっている!!

僕はもう2回は観に行こうと考えているが、

次は4DXで観る予定だ!!!

 

亡きトニー・スコット監督も、

プロデューサーのドン・ジョンソンも、

きっと天国で喜んでくれているだろう。

 

トップガン マーヴェリック」最高すぎるぜーーーー!!!

 

↓↓↓また購入しようかなぁ笑↓↓↓

 

↓↓↓未見の人は必見↓↓↓

↓↓↓サウンドトラックも最高!!↓↓↓

↓↓↓欲しい!!↓↓↓

 

↓↓↓欲しい!!↓↓↓

↓↓↓欲しい!!↓↓↓

 

出典引用

ランボー 」「ゴーストバスターズ」「スター・ウォーズ

「ターミ・ネーター」「ブレード・ランナー」「トップガン」「トップガン マーヴェリック」他 

パラマウント・ピクチャーズ ディズニー ワーナー・ブラザーズ ソニー・ピクチャーズ オライオン・ピクチャーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

©️Copyright2021 趣味のソムリエ .All Rights Reserved.