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映画「ダンケルク」傑作!緊迫感、臨場感で手に汗握りまくり!流石、ノーラン監督!

話題になっているクリストファー・ノーラン監督の

ダンケルクを早速、観に行ってきた!!

ダンケルク(字幕版)

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クリストファー・ノーラン監督は「メメント」で注目を

浴びた時から好きな監督だ。

 

特に「ダークナイト」は僕の中では、

最高傑作のひとつである。

 

ノーラン監督は複雑な構成力に定評がある。

冒頭の「メメント」しかり、「インセプション」や「インターステラー

等もかなり物語は複雑だ。

メメントは10分毎の細切れな記憶の逆戻りという、

アクロバティックな手法の映画だし、

インセプションは深層心理の階層構造、

インターステラーでは、時間軸と空間軸での物語構造である。

こういう感じの構造的な物語が得意じゃない人は、

映画を一見しただけだと、ついていけない人もいるかもしれない。

 

僕はこの複雑で構造的な物語作りがとても、

凝っていて大好きだ。

頭の中のパズルのピースが映画が進むに従って、

どんどん埋まっていく、推理小説を読んでいるよう感じだ。

 

今回の「ダンケルク」も陸、海、空と

3つの軸で物語が進行していく。

上記の作品群よりかは複雑な構成でないが、

この3つの軸が収斂されていく流れは

流石、見事としかいいようがない。

 

ダンケルク」の内容は

第2次世界大戦中の1940年、フランスの港町ダンケルクが舞台。

ドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救うため、

イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船までも含めた

総勢900隻が動員された撤退作戦「ダンケルクの戦い」を描く。

 

出典引用:ダンケルク公式サイトなどより

  

というものである。

 

アメリカでは公開直後から大ヒットで、

日本も先週末で興行収入首位に立った。

 

映画は冒頭のもう本当に1~2分ぐらいで、

戦場の中にぶち込まれ、

緊迫感、臨場感で画面にくぎ付けになる。

特に「音」の臨場感が半端じゃない。

銃弾が自分の脇を通り過ぎていくような本物感。

この音だけでも、心臓がドキドキするぐらいだ。

 

また、本当に凄いと感じたのは、

この冒頭の緊迫感、臨場感を感じた瞬間から、

 

「映画が終わるラストまで、

 全くその緊迫感、臨場感、張り詰めた感じが、

 ダレルことなく持続する事だ」

 

とにかく、106分間、ほとんどずっと、

緊迫感の中にぶち込まれる。

映画の途中で、何度も身を乗り出し、

手に汗を握るシーンもかなりある。

 

物語は上記したように、

陸、海、空と3つの軸で進行する。

それぞれがそれぞれの立場で、

ダンケルクの撤退戦に挑む。

 

特に僕は空中戦のパートの臨場感が最高だ!

目標を捉えて旋回する時に、

自分の体も動いてしまうぐらい笑

 

当時のパイロットは、レーダーなんてまだなく、

目視で敵を探す。

コックピットも狭くてパイロットはこんな中で、

戦っていたのかと驚くほどだ。

戦闘機であるスピット・ファイアもカッコよく、

更にパイロット役である、

トム・ハーディーの渋さが素晴らしい。

 

また、民間船で助けに向かう船長役の、

マーク・ライランスがいぶし銀の演技で際立っている。

主人公の新人フィン・ホワイトヘッドもとても良い。

名優ケネス・ブラナーを始め、

俳優陣はみんな渋い演技をみせていて、

極力セリフを排除し、目線や体の動きで、

観客に伝わるようにしている。

その抑制された演技が更に臨場感を伴う。

 

1点、注意しなくてはならない点があるとすれば、

それは、この映画は「撤退戦」という事だ。

 

傑作「プライベート・ライアン」の様に、

突撃!!!的な戦闘はない。

 

ここの演出も見事なのだが、

敵であるドイツ兵は劇中ほとんど見えない。

あくまでも戦争で「狩られる側」の話だからだ。

 

この点、通常の戦争映画の戦闘のスペクタクルを

期待すると期待外れになる可能性はある。

この映画の見どころは、ノーラン監督も言っているように

「タイムサスペンス」である。

迫りくる敵に全滅させられる前に撤退できるか?

という所がキモなのだ。

 

最後に3つの軸がそれぞれのタイムラインで、

収斂されていく様は本当に見事としか言いようがない。

その全ての時間軸がピタッとハマった時の

カタルシスがまた最高だ。

 

冒頭で提示される時間軸の意味がこの瞬間に分かるのだ。

 

そして、最後の。。。。。

 

ここは是非、劇場に見に行って体感して欲しい!!

 

注意点は

 

「絶対にIMAXの巨大スクリーンで見る事!!!」

 

僕はIMAXで観たのだが、

更にでかいIMAXでもう一度観たいと思っている。

ノーラン監督はIMAXのラージ・フォーマットで撮影しているので、

そのスケールの大きさを更に感じたいと思うからだ!

 

とにかく、傑作!

是非、映画館で体験しよう!

最高です!

 

 

出典引用 ダンケルク ダークナイト メメント インターステラー

     インセプション ワーナー・ブラザース

 

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