趣味のソムリエ

クリエイティブプロデューサーの人生を豊かにする趣味の話

映画「メイズ・ランナー」 結構、面白いじゃん!

興行収入400億!
全世界59カ国でNO1!

という大ヒット作のメイズ・ランナー
やっと見てみた。

メイズ・ランナー (吹替版)

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まぁ、この手のものはBDが出てからでいいかなと思っている。
内容に関してはティーンエイジャー向けだろうし。

映画のあらすじは上のバナーか

Wikiを見てもらうとして、
昔流行った映画「キューブ」的な
シチュエーションスリラー少年版って感じ。

なので、大した期待もせずに見ていたのだが、
これが

「意外に面白い!!!」

何と言っても

「キャスティングが素晴らしいのだ!」

主人公トーマス役のディラン・オブライエン
若さ溢れるカッコよさ!

ライバル役のギャリー役のウィル・ポールターの
若いのになかなか声がシブくて味があり、演技も見事!

その他のキャラクターも演技派&キャラ立ちしていて、
みていて非常に好感が持てる!

これはまずキャスティングの勝利だろう。

また、監督の演出も素晴らしい。
なにより

「分かりやすい配役設定と、
 分かりやすい見せ場」

を上手く見せている。

また、化け物の姿もおどろおどろしくていい笑

もちろん、細部は

「穴だらけである笑」

なんで少年達が迷路のある空間に閉じ込められているか?
等の説明はどこかで聞いた様な話だし笑

みんないろいろ書いているが、
男同士の集団に一人女性が入ってきたのに、
いきなり女の取り合いにならないのか?
等の実際ではありえない感じもある。

まぁ、そこはティーンエイジャー向けのご愛敬と言う所笑

ここでは

「友情と絆」

という非常に「健全なテーマ」に沿って、
ストーリーは展開するようになっている。

少年達の演技と監督のなかなかスリリングな演出で、
なんなく最期までは見られる。

このシリーズは3部作になっているらしく、
この1の大ヒットで即効で2も制作された。

一応、BDで出たら2も見るつもりである。

この話はやはり

「少年達の冒険譚」

という側面が強い。

少年の心を持っている大人ならお勧めします!!

 

出典引用:「メイズ・ランナー」 20世紀フォックス

 

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映画「スーサイド・スクワッド」を早速観てきた!ハーレイ・クインに惚れた!笑

待ちに待った「スーサイドスクワッド」の公開である!

スーサイド・スクワッド(字幕版)

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  • 発売日: 2016/11/23
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なんでこんなに待ちに待っていたかというと、

このスーサイドスクワッドの予告編を観た瞬間から、

 

「一発でハ―レ・クインに惚れた!からだ笑」

 

とにかく全てが僕の好み!!!笑

 

髪の毛がツインテールで、

右がピンク、左がブルー

化粧も左右で同じ色を使用している。

 

ファッションもパンキッシュで、

キレキレでセクシーで最高にカッコいい!

Tシャツにヒップが半分見えそうなホットパンツ

スカジャンピンヒール気味のブーツ。

手首には鋲を打った革のアクセサリー。

 

その全てのセンスが僕的には、

ど真ん中直球ストレートで

 

「大好き!」

 

こんなに映画の中のキャラクターに惚れる事は、

今まで本当になかった。

そのぐらい僕好みである。

 

ちなみに、この役をやっているマーゴッド・ロビー

 

はもちろん凄く綺麗なんだけど、

ハ―レ・クインの役になっている方が、

僕は断然好き笑

 

という事で、最初のスーサイドスクワッドの予告を見た瞬間から、

ハ―レ・クインを大画面で観たいがためだけに

観に行った映画なので、

基本的に僕的にはその時点でもう大満足なのだ笑

 

以下は蛇足である。

 

内容はDCコミックスのヒーローバットマン等に登場する、

悪役達がマーベルのアベンジャーズ的に、

手を組み、悪人vs悪人という構図でドンパチやる映画である。

 

もう正直、これ以上でも以下でもない。

 

最近のアメコミ系の映画は本当に

 

「内容がない」

 

スーパーマンvsバッドマン、アベンジャーズシリーズ等、

 

「いやいや最初っからお前らヒーローがいなきゃ平和なんじゃね!」

 

って思う様に、

毎回、毎回、街をぶっ壊しまくりの映画ばかりだ。

 

本当に内容なんてないに等しい笑

 

あの超~ウルトラスーパー名作である

ダークナイトの爪の垢でも飲ませてやりたいぐらいだ笑

 

そういう風潮の昨今、

「スーサイドスクワッド」はまだ

「悪役が主人公」という切り口があるから、

多少はマシな映画になっている。

内容はほとんど、どの映画も一緒だからだ。

 

最初っから筋書きは読めている。

仲間で手を合わせて、戦い、

いわゆるハリウッド的な大団円的な感じで勝つ。

 

なので、この手の映画を見る時には

こういう気持ちで観に行こう

 

「2時間何も考えず馬鹿騒ぎする!」

 

そうそうこういう気持ちが大切だ笑

 

僕はひたすらハ―レ・クインを追っていた。

それでいい映画なのだ。

 

ハ―レ・クインだけだと訳が分からないと思うので、

他にも多少、映画の事を話すと、

僕的にお勧めはIMAX3Dである。

なぜなら、

 

「爆発やCG等の迫力はある」

 

からだ。

 

それに、最近の3D技術の向上は素晴らしく、

例えば、煙等の表現が3Dで見るととても綺麗だ。

爆発の迫力もCGの迫力もかなりある。

 

僕は冒頭のワーナーのロゴやDCのロゴが、

ピンクの原色で浮かんでいる感じがとても

サイケデリカルで好きである。

 

また、現在ネット等のスーサイドスクワッドネタで

ジョ―カ―役のジャレッド・レトーがばらしたように、

かなりのジョ―カ―のシーンがカットされているらしい。

 

予告を見ると確かにジョ―カ―が

もっと前面に出てくるのかと思ったが、

ちょっと、肩すかしをくらった感も否めない。

どちらかというとデッドショット役の

ウィル・スミスが主役的な扱いだ。

多分、この辺りが好き嫌いがはっきり出るタイプの

映画になっている要因だ。

 

やっぱり、ウィル・スミスが活躍すればするほど、

普通のヒーロー物みたいに見えてきちゃうから、

せっかくのヴィラン(悪役)映画が台無しである。

 

そこを多少、救っているのがハ―レ・クインの、

かわいさといかれ具合である。

他の悪人もどいつもこいつも悪人というより

善人に見えてしまうからだ。

 

その中で唯一ジョ―カ―役のジャレッド・レトー

いい感じなのにR指定を恐れてか、

シーンをカットしたものだから、

余計にヴィラン映画になっていない。

 

しかし、、上記したように2時間バカになって楽しめば笑

それなりに楽しめる映画ではある。

迫力はあるからだ。

 

この映画は誰か好きな悪役がいる人が、

そのキャラクターを映画館で観るだけの映画だとも言える。

 

今回は僕的にはハ―レ・クインを大画面で見れただけで大満足で、

他の戦いも楽しかったからいいかなって感じである。

大分、偏った邪念が入っているので、

お勧めかっていうと難しい所です笑

 

でも、今作のハーレイ・クインは最高!!!

 

出典引用:「スーサイド・スクワッド」 ワーナー・ブラザーズ DCコミックス

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映画「バードマン」 玄人むけの映画。なかなか人生を考えさせられる。

今さらだが、ずっと観ようと思っていた。
「バードマン」を観てみた。
アカデミー賞4部門を獲得した作品だ。

 

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作品の内容は上のバナーか、Wikiで見てもらうとして、
最大の興味はやはり主演のマイケル・キートンが、
ほとんど自身と被る役を引き受けたという事である。

1989年に映画化された「バットマン」の
主役がマイケル・キートンだった。

当時はコメディ俳優であるマイケル・キートン
バットマン役なんて!!!信じられん!!!と
制作当初より、ファンから総スカンを食らっていたのだが、
映画が公開されてからは
評価は一変し、マイケル・キートン

バットマン役は当たり役となり、
第二作目の「バットマン リターンズ」が制作された。

しかし、マイケル・キートンもその後は、
なかなかバットマン以上の

名声を得られる役がなく、苦しんでいた。

まさに、マイケル・キートン

この映画「バードマン」の主役とは、
イコールに近いのだ。

監督のアレハンドロ・G・イニャリトゥも
マイケルが主役を引き受けてくれなかったら、
この映画は撮れないとまで言っていたぐらいだから、
最初からこのマイケルも含めての企画だったのだろう。

この脚本とマイケルの主演に加え、
巷でもこの映画の特徴である長回し撮影」
よく話題に上がっていた。

長回し撮影」とは1シーンをカットで割らなく、
ず~っとカメラを回しっぱなしで撮影する手法だ。

素人の方はなんのこっちゃわからないかもしれないが、
今の映画や映像はとにかく細かくカットを割る。
それこそセリフ「一言ごと」に割ってもいいぐらいだ。
それを編集でつなぎ合わせるのである。

当然、俳優も短いシーンなので、
NGを出しても撮り直しはそれほど苦労はしない。
スタッフにもそれほど負担はかけない。

だが「長回し」で撮影するとそうはいかなくなる。
この映画は10分近くも「長回し」で撮影するシーンが
多くあるが、これは大変な事だ。

10分間ずっと俳優は演技をし続け、
更にスタッフのカメラワーク、立ち位置、
照明、物事が起きるならその全てを

「最初から最後まで完璧なタイミングで行わなくてはならない」

からである。

10分の長回しで9分の所で、セリフを間違えたり、

俳優やカメラマンの位置が間違っただけでも
その前の8分の演技や撮影したものは

すべて「無駄」になるからだ。

これは正直、一般の観客の人には

なかなか分からないかもしれないが、
僕ら制作からすると、

「この長回しだけでもシーンが緊張する笑」

うわぁ~良く撮ったな!!!
今のシーン!!!スゲぇ!

って映画の中身は別として感動してしまうのだ笑
観始めてすぐに思った事は

「これは玄人向けの映画だな」

という事だ。

長回し」多用のシーン。
全てがシームレスにつながり、
物語は有機的につながり、全てが溶け合い
人生を浮き彫りにする形になっている。

また、この「長回し」によって、
シーンの切れ目が無いために、
その流れで観ている観客がいきなりアクシデントが
挿入されるとかなり心理的に圧迫されるという効果も与える。

これはこの「長回し」という手法による効果だ。

それにこの「長回し」での

「俳優陣の演技は神がかっている」

特に主演のマイケル・キートンの演技は素晴らしい!!!!
予告でもある老体を曝し裸でマンハッタンの
ど真ん中を歩くという体当たりの演技も見せている。

マイケル・キートンって本当に演技が上手い!

と唸らされた。

また、相手役のエドワード・ノートンの演技も素晴らしい。
まぁエドワード・ノートンは元々演技派で
ブロードウェーにも出ているぐらいだから、
この演技は納得であるが、それにしても凄い。

テクニック論ばかりの話になってしまうが、
まず、そういう観点からもこの映画を観ないと、
なかなか楽しめない作品かと思う。

作品の内容的にはなかなか哲学的で且つ、
人生の重めのテーマでもあるからだ。

過去の栄光にすがるスターの話だけという訳ではなく、

「人生においての自らの存在とは?」

というテーマだからだ。

これは自分にも当てはまる。

この映画は主人公の3日間を追う旅の様な構成になっているが、
僕も含め中年になった人なら、
この苦悩の一部は共感する部分が多々あるであろう。

結局、人生というものは、

「自分がいかに納得するか」

でしかないのだ。

主人公は3日間の濃縮した期間で
答えを見つけたのかどうか、
ラストが暗示的に終了しているのでそれは
観客の解釈に委ねられている。

玄人向けの作品なので、
とても万人にはお勧めできないが、
僕的にはとても考えさせられ、
素晴らしい作品だと思った。

 

出典引用:「バードマン」 20世紀フォックス バットマン 

 

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書籍「ローマ人の物語」塩野七生著 僕の人生に無くてはならない本!一度は読んだ方がいい!

ローマ人の物語
久しぶりに手に取り、読み始めた。

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既に何回目だろうか?
今までもこのブログに何回か
ローマ人の物語」の事を書こうと
思ってきたが

「思い入れが強すぎてなかなか書けない」

という状況だった。
しかし、今回久しぶりに読み始め、
やはりこの本は、

「絶対的にお勧めしたい本!」

であるので、
一度、は書いておきたい。

ローマ人の物語」は

ローマの歴史一千年の興亡史である。

そう聞くと

「なんだ歴史物か!」

という声が聞こえてきそうだが、

例えば、「三国志」や「龍馬が行く」
織田信長」等の歴史小説物とは一線を画す。

ローマ人の物語」の優れている所は、
この本は

「平易な口語体」

で書かれている所だ。

塩野七生先生が凄いのは

「かなり複雑なローマの政治体制や
 インフラ等の解説も
 平易な文章で尚且つ
 「面白く!」書いてしまう事だ」

これは塩野七生先生が

「全てを一度、自分の中で租借しないと無理」

な事である。

正直、

「難しい事を難しく書くのは頭がいい人は普通にできる事」

なのだが、

「難しい事をいかにやさしく万人に分かる様に
 なおかつ「おもしろく」書けるか」

という事には頭の良さもそうだが
やはり

「物語を書き、読ませる」

という才能が必要なのだ。

上記の「歴史小説群」と「ローマ人の物語」は
根本概念が違う。

歴史小説はあくまでも小説だが、
ローマ人の物語は小説という形態ではない。

塩野七生先生のエッセイであり、
小説であり、論評であり、
もちろん学術書の「雰囲気」もある。

本の装丁が「歴史書的なので、
正直、最初は手に取りにくいが笑

「一度、読み出したらやめられない!!!」

徹夜本間違いなし!である。

特に単行本

第2巻の「ハンニバル戦記」
第4巻「ユリウス・カエサル ルビコン以前」
第5巻「ユリウス・カエサル ルビコン以後」



「生涯に読んだ最高の書籍!」

だと言ってもいい!

むちゃくちゃ面白くて
これこそ巻を措く能わずの本だ!

この本を読んだことによって

「僕の人生はかなりの影響を受けた」

思考方法もかなり変化した。

この「ローマ人の物語」の中には
僕の座右の銘になった言葉の数々が沢山ある。

ユリウス・カエサル

「人は現実のすべてが見えるわけではなく、
 多くの人は見たいと思う現実しか見ない。」

       出典引用 ローマ人の物語より

 

等は、何度僕が引用したか分からないし、
実際の人生の様々な場面でも
肝に銘じて生きてきた!

民主政体の基本概念として、
2500年前のペリクレスの演説

の概要を初めて目にしたのも、
この「ローマ人の物語」だ。

この演説を読んだことにより、

「僕の政治概念は根本から変わった」

それは

「既に2500年前には「理想的な民主政体」の
 概念、政治の実効は行われていたのだ!
 しかし、それは「理想的な国を運営するシステム」には
 なりえなかったのである」

そして、この2500年という期間、

「結局は人間の本質は何も変化していない」

という事をこの「ローマ人の物語」を
読み進めて行けば行くほど痛感した。

もちろん、そういう「政治的、哲学的、論理的」な
話ばかりではない。

「血が湧き踊る戦記でもある」

だからこそ、一度、読んでハマってしまうと
やめられないのである。

塩野七生先生は

「えっ!見てきたの!」

ってぐらい笑
臨場感のある描写をし、
特に第2巻の「ハンニバル戦記」の
カルタゴの街の炎は
目の前で見ているかのようだ!

そして、その炎を見ながら暗示的に、
言葉を発する英雄は、

「まるでスペクタクル映画そのままである」

本当に

「歴史とは人間の生き様そのものを浮き彫りにする」

歴史を学ぶ事は人間を学ぶ事に他ならない。

僕は小学生の時から歴史の授業が

「大っきらい!!!!」だったが

それは歴史を単なる「出来事の羅列と暗記」
してしまった勉強が悪い!

もちろん授業の歴史は1年間で勉強するカリキュラムが
組まれているから仕方がないのだが、

「歴史から何かを学び取るには
 このローマ人の物語の様に単行本で15巻を費やすぐらいの
 ページ数は必要なのである」

どうしても、背景事情も含め全体を網羅的に把握しないと、
本当に意味での自らの人生の糧としての
歴史からの学びにはなりえないからだ。

もちろん、それだけではなく、
上記したように

「むちゃくちゃおもしろい!!」

のは間違いがない。

単行本で全15巻を読み切る必要はない。

「頑張ってユリウス・カエサルの巻までは是非読んでほしい!」

僕の永遠の英雄は

ユリウス・カエサルジュリアス・シーザー)である!」

彼の透徹した視点を
僕も常に持てたらと考えている。
もちろん難しのだが。。

この「ローマ人の物語」は僕の座右の「書」である。

この本を読む事により、
自分の「歴史的な人生の位置づけ」も可能になった。

僕が

「絶対的にお勧めする本です!」

是非、騙されたと思って、
頑張って「ユリウス・カエサル」の巻まで読んでみてください!

絶対、ユリウス・カエサルに魅了されるから!

 

出典引用 「ローマ人の物語」 著者塩野七生 新潮社

 

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「ジギ―・スターダスト」デイヴィッド・ボウイ。ロック史に燦然と輝く名盤!!最高です!

 

ジギー・スターダスト<2012リマスター>

ジギー・スターダスト<2012リマスター>

 

↑↑↑ロック史に燦然と輝く名盤↑↑↑

 

デイヴィッド・ボウイが2016年1月10日に亡くなった。
1月8日に69歳の誕生日を迎え、
新作「ブラックスター★」をリリースした2日後の事だった。


僕は正直、デイヴィッド・ボウイのファンでは無かった。
しかし、ずっと気になっていたアーティストで
あったのは確かな事である。

僕がデイヴィッド・ボウイを知ったのは80年代。
洋楽に染まりまくっていた時の事だ。
その当時はデイヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」が流行っていたし、
クイーンとの共作「アンダー・プレッシャー」
大ヒットだったからだ。

しかし、デイヴィッド・ボウイが
70年代グラム・ロックのスター
だったと知るのはもっと後の事である。

80年代の僕はそれこそ、プリンス、マドンナ、マイケルに続き、
LAメタルからメタル好きになり、
その方向に一直線だったからである笑

なので、僕のデイヴィッド・ボウイ像というのは、
上記のヒット曲のポップ歌手としてのデイヴィッド・ボウイであり、
当時「戦場のメリー・クリスマス」で、
ビートたけしと共演していたというぐらいの知識でしかなかった。

その後、本当に様々な音楽を聞く様になり、
当然、70年代、60年代の名盤もかなり聞いていたのだが、
もちろん「全て」を聞くのは無理な話で、
以前、このブログにも記載した「ボストン」や
今回の「ジギー・スターダスト」等の
ロック史に燦然と輝く名盤!というのも聞き逃している。

デイヴィッド・ボウイは正直、
上記の印象しかなく、またデイヴィッド・ボウイの声も
独特の線の細い感じで、そこまで好きだと思った事はなかった。

また、グラム・ロックを聞こうと思った時も僕は
そんな印象しかないデイヴィッド・ボウイよりも、
先に「T・レックス」を聞いてしまい。
T・レックスは僕は聞いた瞬間から、
大大大好きになってしまったので、
グラム・ロックのもう一人の巨人であるデイヴィッド・ボウイは
結局、聞かず終いだった。
T・レックスで満足してしまったのである。

しかし、グラム・ロックを知るためと
正にデイヴィッド・ボウイを題材にした
グラム・ロック映画ベルベット・ゴールドマイン
映画館に観に行った。

まぁ、映画も観たし周辺を確認したので、
グラム・ロックは大体、把握したと思っていたのだ。

しかし、一度もデイヴィッド・ボウイに手を出した事が
無いわけではない。

雑誌「レコード・コレクターズ」の
ブリティッシュロック特集やアメリカンロック特集等も
持っているので、その中でデイヴィッド・ボウイもあり、

「とりあえず評判のいいものを聞いてみよう」

と思いベルリン三部作で名高い「ヒーローズ」
購入し聞いてみたのだ。

この時に「ジギ―・スターダスト」を購入していたら、
僕は完全にその時点でデイヴィッド・ボウイの
ファンになっていただろうが、後の祭りである。

その時の僕の琴線には残念ながら「ヒーローズ」は
響いてこなかった。
タイトル曲の「ヒーローズ」は聞きごたえがある傑作だが、
その他のニュー・ウェーブ的な曲は、
特にその当時はこの手の曲は欲していなかったからだろう。

人間「聞きたい気持ちや聞きたい曲」ではないと、、
傑作でも好きにはなれないものである。

さて、それから数十年。
結局「ジギ―・スターダスト」も

その他のデイヴィッド・ボウイの
アルバムも聞かずじまいで、結局、
デイヴィッド・ボウイが亡くなるまで来てしまったのだ。

デイヴィッド・ボウイに関しては3年前に発売された、
アルバム「ザ・ネクスト・デイ」が評判になっていたので、
気にはなってはいた。
なんと言ってもアルバムジャケットが
上記のアルバム「ヒーローズ」の写真の上に
四角いホワイトでべた塗りし「ザ・ネクスト・デイ」と
アルバムタイトルがおもいっきり、書いてあるからである。

これはデザイン的にはかなりインパクトがあり、
そのアルバムジャケットからしても
全盛期のアルバムジャケットを下敷きにするという

「大胆な意図」

を感じるからである。
しかし、このアルバムも結局は購入せずに日が過ぎた。

それで訃報を聞いた後に、
たまたまタワレコで新作「ブラックスター★」を
視聴したのである。
そうしたらこれが

ジャズベースの楽曲で素晴らしい!」

もちろん全部聞いた訳ではない。
でも、僕はジャズも大好きなので、
これは「聞きたい!」と思ったのだ。

しかしだ、いきなり遺作から聞くと言うスタンスは
僕はとりたくはなかった。

やはり、そのアーティストの歴史を踏まえて、
遺作は聞きたいと感じたのである。

しかし、デイヴィッド・ボウイの作品群は膨大な数である。
どこから攻めるか?

やはり「ジギ―・スターダスト」からしかないだろう!
という事でTSUTAYAにレンタルしに行ったのだが、

「デイヴィッド・ボウイのアルバムはほぼ全て貸し出し中」

そりゃそうだ、
僕と同じような輩が沢山いるのである笑
という事で、またまた躊躇してしまったのだ。

僕はもうCDは3000枚ぐらいはあるだろうか?
過去にももちろん名盤を沢山購入しているが、
やはり大半は

「確かにいいが、今の僕の気分ではないな」

って感じが多いのだ。
僕ももうそれこそ今までに何万曲も聞いている。
持っているCDだけだって軽く1万数千曲以上はあるのだ。
人生で聞いている曲だと総計10万曲以上は聞いているだろう。

それだけ聞いていると、本当に

「琴線に触れる曲はなかなかない」

というのが現実である。
だからずっと「ジギ―・スターダスト」も躊躇していたである。
そこで、うじうじしている時に
先日以前、ブログに書いた映画「オデッセイ」が出てくる。

自分のブログから引用すると

「ただ1点!
 この映画で良かったのは

 デヴィッド・ボウイの名曲「スターマン」が
 かかった事である。

 デヴィッド・ボウイが亡くなってしまってから、
 長年、聞こう聞こうと思っていた、
 ロックの歴史的名盤「ジギ―・スターダスト」を
 購入しようかと思っていたのだが、
 この「ジギ―・スターダスト」の挿入歌である、
 「スターマン」がこの時期に、
 映画「オデッセイ」の中でかかり、
 これも運命!とアルバムを購入した笑

 またブログにも書こうと思うが、
 「ジギ―・スターダスト」はやはり、
 ロック史に残る不朽の名盤であり、
 これを購入する動機になったという1点のみ、
 僕はこの映画を観たかいがあった!」

という感じである。

本当に奇跡である!
僕はこういう「偶然」を大切にする。
運命的とはこういう瞬間の事だ!

僕は「スターマン」を全部聞いた事も無かった。
どっかでサビを聞いた事があったけかなぁ?
ぐらいの感じだ。

更にだアルバム「ジギ―・スターダスト」に
入っているかさえ知らなかったのだ。

映画を観ている時に「スターマン」がかかり、

「あぁ、これってもしかしたらデイヴィッド・ボウイじゃない?
 (声でなんとなく分かった笑)
 「スターマン」って事はジギ―・スターダストの曲かな?」

ぐらいの感じだ。

それを確かめるべく、

「映画のエンドロールで曲目をチェックした」

のである。

「スターマン」を初めから聞いたのはなんと
この映画「オデッセイ」が初めてであり、そして、

「聞いた瞬間から大好きになったのだ!」

スターマンのサビの後のギターが

「なんとも70年代のギターっぽくて、
 70年代に少年時代を過ごした僕に取っては
 非常にノスタルジックに胸を打ったのだ」

その感動を胸に、
更に運命を感じながら、
映画を観た後、すぐさまHMVに寄り、

「ジギ―・スターダスト」と
数枚のデイヴィッド・ボウイのアルバムを
購入したのだった。

早速、アルバム「ジギ―・スターダスト」を
聞きだすと、

「想像していたより普通のロックでちょっとびっくり笑」

した。T・レックスのブギで特徴的なのが
グラム・ロックの真髄だと思っていたから、
もう少し個性的なのかと思っていたら

「非常に純度の高いロックアルバム」

であったのだ。

アルバムの内容に関しては、
正直、僕なんて書かずとも

「ロック史に燦然と輝く名盤!」

である事には間違いがない。

それもだ、こういうコンセプチュアルなアルバムは
どうしてもそのコンセプトを優先させる余りに、
冗長な曲等が入ってしまいがちだが、

「このアルバムはそのコンセプトと
 全ての曲の楽曲の完成度が高いという
 奇跡の様なアルバムである!」

曲の配置も最高だし、
とにかく全曲が素晴らしい出来である!!!

冒頭の「FIVE YERS」から、
ラストの「ROCK'N'ROLL SUICIDE」まで、
一部のスキも見せない。

全てが素晴らしい曲なので、
是非、全曲を聞いて欲しいが、
特にお気に入りは

STARMAN

この70年代的なギターサウンドが、
非常に僕は懐かしく心地が良い。

「LADY STARDUST」

エルトン・ジョン的な
ロックバラードでとても感動的だ。
泣きそうになってしまう。

ZIGGY STARDUST」

も出だしから名曲感がバリバリで好きだ!

当然ラストの

「ROCK'N'ROLL SUICIDE」

の弾き語りの様な冒頭の雰囲気から
ラストの絶叫まで完璧である!!!

デイヴィッド・ボウイは
曲ごとに歌い方も細かく変えている。

それが全体的にメリハリを与えているし、
各曲のレベルを引き上げている。

本当にこんな

「名盤中の名盤を聞き逃していたとは」

しかし、いいのである。

もうこんな大人になって、
音楽で感動するのも本当に少なくなってきた。

それが、こういうきっかけで、

「新たに大好きなアーティストが見つかる」

という事もあるのだ。

デイヴィッド・ボウイには天国から、
また1ファンが増えたと思って頂けたら幸いだ笑

本当に素晴らしいアルバム!!

まだ、聞いていない方は是非、
聞いてみてください!!!

僕は当分、
デイヴィッド・ボウイを聞きまくる予定です!
人生でも至福の瞬間だな!

 

出典引用 ジギー・スターダスト、ブラックスター、ヒーローズ、

     デビッド・ボウイワーナーミュージックジャパン、

     クイーン、ベルベッド・ゴールドマイン、他

 ↓↓↓ロック史に燦然と輝く名盤↓↓↓

ジギー・スターダスト<2012リマスター>

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「サーフィン スピードの研究」 スピードはいかに波のパワーを引き出すかだ!

 

↑↑↑スピードかなりでます↑↑↑

 

今回はスピード論である。

ご存じの通り

「サーフィンにとってスピードは「命」だ」

スピードがあれば、
あらゆるシチュエーションで余裕が生まれるし、
技も仕掛けやすい。

反対にスピードがなければ、
技の成功率も下がるのだ。

この「スピード」だが、
僕もそうだったが、テケテケサーファーや、

「結構、上手い人でも勘違いしてる人が多い」

のが実情だ。

また、

「サーフメディアやサーフィン指南書等で、
 言われているスピードの付け方の表現が今一なのと、
 実際は出来てないライター等が書いている可能性が高いので笑」

今、出来ている僕から見ると、

「いやいや分かってねぇなぁ」

という表現である事が多い。

例えば雑誌でなどの記事を
真に受けたら

「反対に上手くなるのが遅くなる」

と思うぐらいだ。

本当につい先日だが

「志田下の一番右からのレギュラーで
 人生最高のマニューバーを描き、
 理想的なボトムターンからリップを目指し、
 エアーでぶっ飛び軽く1m以上は飛んで、
 180度ちょっと板を回し着地は失敗笑」

だったのだが、
あの1本は

「プロでもなかなか出せねぇんじゃね!」

ってぐらいマニューバーの描き方には自信があった。
正に

「僕が狙った通りのマニューバ―で
 空中にぶっ飛んだからだ!」

そのマニューバ―の描き方を
詳しく書いていく事で、

「スピードの研究」をして行こう。

その前に、その志田下に入水する状況を
ちょっと書いておこう。

僕はその前日にも片貝新堤で入水し、
その時は珍しく、
新堤が決まっていて、

「マジで、バシバシリップやエアーを
 決めまくっていた」

片貝のローカルが

「今日は波が早いなぁ」

と言っていたぐらいで、
確かに閉じ気味の波だったのだが、
普段、湘南の「ドダンパー」や
志田下の巻き気味の波でドロップ気味に、
テイクオフもしている僕としては、

「そんなに早くは感じなかった」

逆に片貝にしては

「リップが張って、むちゃくちゃ
 リップやエアーを決めまくった」

その時はプロ等はいなかったので、
僕の一人勝ちだ!

本当に乗りまくりでリップやエアー決めまくり!
そして、乗り過ぎてしまった為か

「持病の腰痛がひどくなってしまった。。。。」

長年、サーフィンをやっている人なら
分かると思うが、
僕も6回もぎっくり腰をやってるし、
寒くなってくると腰が痛くなってくる。

また、上記の様に乗りまくって決めまくってしまったので、
腰痛がひどくなってしまったのだ。
しかし、

「次の日は南西が吹いて、
 久々に志田下が決まりそうだったのだ」

なので、様子は見つつも腰痛を押して、
海に向かったのだ。

だが、車から降りる時も

「いてててて、、、、腰、痛てぇ。。。」

って腰を曲げながら出る始末。

更にウェットを着るのさえ痛い、、泣
パドルもすると痛い、
ドルフィンする瞬間も痛い。。。。

正に最悪な状況だった。

そんな自分の状況とはうらはらに、

「波は腹~胸ぐらいで早いが、
 志田らしい、決まった形のいい波」

も入っていた!

僕は「マジかぁ。。。。」

っと痛みを押して、パドルをしていたが、
やっぱりサーフィンバカなんだよねぇ。。。笑

「決まった波が来たら、
 全力でパドルしちゃうんだよ」

しかし、テイクオフは

「そぉ~っとした」

のだ。腰の痛みに負担がかからない様に笑

また、乗っている時も、

「腰に負担がかからない様に
 そぉ~っと乗っていた笑」

前日もバシバシリップもエアーも決めているから、
今日は、そんなにバリバリやんなくてもいいかなぁって感じだし、

「なにより腰が痛いからだ!」

しかしだ!

これがまた僕を新たなサーフィンのレベルに
引き上げる「きっかけ作りになったのだ!」

普段だったら、トップからボトムに下りる時に、
思いっきりしゃがみ込むような動作をして、
波の斜面を滑り下りる時に更に加速を得たり、
波に板を押し込むようにして、
その反発で更なる加速を狙ったり等

「かなりダイナミックに体を動かしてる」

のだが、
この時はとにかく上記したように腰が痛い!
だから、

「とにかく波を良く観て
 腰に負担をかけずに
 そぉ~っと乗ろう」

と思ったのだ。

その時に、僕は恐らく

「普段よりも更に波を「観察」していた」

のだろう。
もちろん、波に乗っている状況なんて、
0.何秒の世界だ。
しかし、その状況で普段よりも

「腰に負担のかからないライン」

を描こうと考えていたのは確かだ。

そうしたら、
思いっきりエアーしようと思った訳でもなく、

軽く飛び出して返そうと思ったら

「板が全部、波の上で見えるぐらい飛んでいた」

のである。

もちろん、もっと波が大きめで
決まっている時には

「板、全部抜けでエアーもできるが、
 まさかその時は、最初の一本目で腹ぐらいの波」

だったのに、板が全部見えるぐらい飛び出せたと言うのは、
意図もしていなかった。着地は失敗したが笑

「それだけスピードが付いていた」

という事である。

「全然、全身に力も入れず、腰に痛くならない様に、
 リラックススタイルで、マニューバ―を描いた事で
 それまでと同等以上のスピードを確保できたらしい」

これは「新たな発見」だった!

僕は他のブログにも過去にも書いている様に

「板をバタバタ動かさない」

というのを信条にサーフィンをしてきたので、
基本、スピードを付けるアップスンでも

「波を切り刻む様なサーフィンは絶対にしない」

 

ちょっと上手い人でも

「波を切り刻んだり「漕いで」いる人」

あれはリップまでは出来ても、

「エアーで飛べる様なスピードを作るのは難しい」

こういう人は

「根本的にスピードに対する考え方が間違っている」

可能性が高い。

「板をバタバタ動かすと波との抵抗が大きくなり
 反対に失速気味になる場合もあるのだ」

もちろん、僕もそれを意識していたし、
普段からも板をバタバタ動かさない。
ダウンザラインもできているから

「エアーで全然、いつもぶっ飛べてた」

訳なのだが、

この志田下での

「リラックススタイルのスピードの付け方」

というのを体感した時に、

「あぁ、俺はもっと力を抜いてサーフィンしてもいいな」

と思ったのだ。

この1本目からのライディングの変化は
僕に

「新たなサーフィンのマニューバ―を描くライン」

の参考になったのだ。

「腰痛」のおかげで笑
 嫌でもこの日はリラックススタイルで
 波に乗らざる負えなかった」

からでもある。

この日の一番の収穫は

「ダウン・ザ・ライン」

の描き方だ。

「僕は常に2~3手先の波を読み、
 その読みに従って、
 マニューバ―を描いている」

具体的に書いた方が分かりやすいと思うので、

「今日の波は早めだから、
 テイクオフは斜め気味にして、テイクオフ!
 予想通り、速めの波で、ボトムに下りている暇はなく、
 一度、ワンターンかましてから、ボトムに下りて、
 リップが崩れるタイミングに合わせてエアーだな!」

みたいな事を0.5秒ぐらいの間に
「イメージ」してマニューバ―を決定している。

ここで、この理想的なマニューバ―を描いたラインと、
上記のそれまでのラインの何が違うんだろうか??と
ずっと考えていたのだ。

上記のライン取りと違うのは

「一度、ワンターンかましてから」

という所だ!

よく、タイミングを合わせたり、
波が掘れないからと途中で
トリミング気味でターンを入れたりする。

これはもちろんプロもやっている事だから
当然なのだが、
この時の僕は

「とにかく腰が痛いから、
 あまり体に負担をかけたくなかった笑」

だから単純に

「ワンターンを入れたくなかったのだ」

ワンターンを入れると、
通常、僕の場合、

「前足加重をかける為に、
 体をダイナミックにしゃがみ込み、
 前足に胸が付くぐらい前足加重にし、
 その後、抜重の為に伸びあがる」

という動作を自然にしている。

しかし、この動作を腰が痛いから、
なるべく回数を減らしたかったのだ。

なので、通常のラインどりではなく、

上記でいくと、

「ワインターンのトリミング気味にターンを
 なるべくしなく、
 トップからのダウンザラインで上手くつないで、
 ボトムターン一発でリップに持っていく」

というライン取りをしたのだ。

だが、今書いているのはあくまでも

「後付けである」

要するに腰が痛いから、
横着したかっただけで笑

そして、ボトムターンに関しても、
いつもなら思いっきり切り返して、
更にトップの返しも

「おりゃ!」

ってやるぐらい結構、
体を反応させているのだが、
この時は

「なるべく腰の痛みがあるから、
 なるべく腰に負担が無い様に
 「波任せ」にしてラインを描いたのだ」

僕のこの時のイメージは

「本当にスムーズに」

という感じだ。

無理な体勢を取ったら腰に激痛が走るのが
分かっていたから、
とにかく、

「波に逆らわず、スムーズに
 体に負担が無い様にラインを描く」

という事に徹したのだ。

そうしたら、普段と違う感覚が訪れた。

「正に浮遊している感じだ」

スムーズに加速している感じである。

体に無理な力が入っていなく、
波にも逆らっていない。

何もかもが自然な感じなのだ。

一番最初に書いた、
今まで人生最高のマニューバ―を描いたのも
こういうラインだった。

テイクオフをし、
この日の志田下は巻き気味だった、
テイクオフ直後にチューブ気味になり、
抜けると、先が見えた、
通常だったら、一度、トリミングを
かましたくなるところだった、ラインどりを変更し、
ハイラインに一度出て、
ダウンザラインのタイミングを合わし、
リップが崩れてくるのを見計らった、
ここがポイントなのだ、

「一度、トリミング気味にターンを入れてしまうと、
 そこでスピードが落ちるのだ」

スキ―でも坂道でも一緒だが、
直滑降で一度も止まらず滑り降りた方が、
一番スピードが出るのは、
物理法則の基本だからである。

僕は腰が痛いのでただ単に横着の為に、
ワンターントリミングを外して、
何とかボトムターン一発にしようと画策したのだが、
それが、サーフィンにとっては
究極のマニューバ―ラインなのだ。

一直線にボトムに滑り降り、
リップやエアー、また、
一直線にボトムを滑り降り、
リップ。

これが理想形のサーフィンだからだ。

この時の人生最高のマニューバーを描いた時は、
ダウンザラインだけではなく、
トップを目指す時も全てのラインが上手くいった!

ボトムからリップが崩れる時の
上っている時のラインから、
トップを抜けた時のエアーを決めて、
180度回す所まで、

「一連のラインを頭の中に描くことができたのだ」

ここでいうと

「上っていく時のラインも非常に大切だ」

この時は上る時も力が抜けて、

「波任せ」

にしていたのだ、

波が崩れるタイミングに合わせて、
板をトップまで「スムーズ」にラインを描き、
崩れるリップもジャストタイミングで
理想的な場所でヒットしたのだ。

ここで一番重要な事を僕は更に学んだのだ、
これはサーフィンの基本中の基本で、
更に「極意」みたいなものだが、

「サーフィンとは波の力を利用する」

スポーツという事だ。

上記の状況のマニューバーラインとは
要するに

「波のパワーを100%ひき出すマニューバーラインは
 どのラインか?」

という事に他ならない。

どんなスポーツでも一緒なのだ。

「達人がやる場合はいとも簡単に、
 それも全身がリラックスしてやっている」

場合がほとんどだ。
力を入れる所は、本当に必要な場面だけで、
その他の場面は力を抜いている。

サーフィンも同じなのだ。

リラックススタイルで
究極のマニューバーとは

「いかに波の力を100%ひきだすラインを描けるか」

という事なのだ。

トップに上がるラインにしても、
無理なラインは描かず、
波がこちらに向かって崩れていくる所に

「いかに板を動かせば体に負担がなく、
 スピードがつけられる?」

という事を考えそれが

「ラインとして見えた!」

だけの話だが、

「それが究極のラインだったのだ!」

流石に、まだ僕はこの「極意」を全て体得できた訳ではない。

「分かった」状態だ。

しかし、こうやってブログに書き、
自分自身で理論化するという行為こそが、
また僕のサーフィンスキルを引き上げるのだ!

みなさん頑張りましょう!!!

 

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映画「ダンケルク」傑作!緊迫感、臨場感で手に汗握りまくり!流石、ノーラン監督!

話題になっているクリストファー・ノーラン監督の

ダンケルクを早速、観に行ってきた!!

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クリストファー・ノーラン監督は「メメント」で注目を

浴びた時から好きな監督だ。

 

特に「ダークナイト」は僕の中では、

最高傑作のひとつである。

 

ノーラン監督は複雑な構成力に定評がある。

冒頭の「メメント」しかり、「インセプション」や「インターステラー

等もかなり物語は複雑だ。

メメントは10分毎の細切れな記憶の逆戻りという、

アクロバティックな手法の映画だし、

インセプションは深層心理の階層構造、

インターステラーでは、時間軸と空間軸での物語構造である。

こういう感じの構造的な物語が得意じゃない人は、

映画を一見しただけだと、ついていけない人もいるかもしれない。

 

僕はこの複雑で構造的な物語作りがとても、

凝っていて大好きだ。

頭の中のパズルのピースが映画が進むに従って、

どんどん埋まっていく、推理小説を読んでいるよう感じだ。

 

今回の「ダンケルク」も陸、海、空と

3つの軸で物語が進行していく。

上記の作品群よりかは複雑な構成でないが、

この3つの軸が収斂されていく流れは

流石、見事としかいいようがない。

 

ダンケルク」の内容は

第2次世界大戦中の1940年、フランスの港町ダンケルクが舞台。

ドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救うため、

イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船までも含めた

総勢900隻が動員された撤退作戦「ダンケルクの戦い」を描く。

 

出典引用:ダンケルク公式サイトなどより

  

というものである。

 

アメリカでは公開直後から大ヒットで、

日本も先週末で興行収入首位に立った。

 

映画は冒頭のもう本当に1~2分ぐらいで、

戦場の中にぶち込まれ、

緊迫感、臨場感で画面にくぎ付けになる。

特に「音」の臨場感が半端じゃない。

銃弾が自分の脇を通り過ぎていくような本物感。

この音だけでも、心臓がドキドキするぐらいだ。

 

また、本当に凄いと感じたのは、

この冒頭の緊迫感、臨場感を感じた瞬間から、

 

「映画が終わるラストまで、

 全くその緊迫感、臨場感、張り詰めた感じが、

 ダレルことなく持続する事だ」

 

とにかく、106分間、ほとんどずっと、

緊迫感の中にぶち込まれる。

映画の途中で、何度も身を乗り出し、

手に汗を握るシーンもかなりある。

 

物語は上記したように、

陸、海、空と3つの軸で進行する。

それぞれがそれぞれの立場で、

ダンケルクの撤退戦に挑む。

 

特に僕は空中戦のパートの臨場感が最高だ!

目標を捉えて旋回する時に、

自分の体も動いてしまうぐらい笑

 

当時のパイロットは、レーダーなんてまだなく、

目視で敵を探す。

コックピットも狭くてパイロットはこんな中で、

戦っていたのかと驚くほどだ。

戦闘機であるスピット・ファイアもカッコよく、

更にパイロット役である、

トム・ハーディーの渋さが素晴らしい。

 

また、民間船で助けに向かう船長役の、

マーク・ライランスがいぶし銀の演技で際立っている。

主人公の新人フィン・ホワイトヘッドもとても良い。

名優ケネス・ブラナーを始め、

俳優陣はみんな渋い演技をみせていて、

極力セリフを排除し、目線や体の動きで、

観客に伝わるようにしている。

その抑制された演技が更に臨場感を伴う。

 

1点、注意しなくてはならない点があるとすれば、

それは、この映画は「撤退戦」という事だ。

 

傑作「プライベート・ライアン」の様に、

突撃!!!的な戦闘はない。

 

ここの演出も見事なのだが、

敵であるドイツ兵は劇中ほとんど見えない。

あくまでも戦争で「狩られる側」の話だからだ。

 

この点、通常の戦争映画の戦闘のスペクタクルを

期待すると期待外れになる可能性はある。

この映画の見どころは、ノーラン監督も言っているように

「タイムサスペンス」である。

迫りくる敵に全滅させられる前に撤退できるか?

という所がキモなのだ。

 

最後に3つの軸がそれぞれのタイムラインで、

収斂されていく様は本当に見事としか言いようがない。

その全ての時間軸がピタッとハマった時の

カタルシスがまた最高だ。

 

冒頭で提示される時間軸の意味がこの瞬間に分かるのだ。

 

そして、最後の。。。。。

 

ここは是非、劇場に見に行って体感して欲しい!!

 

注意点は

 

「絶対にIMAXの巨大スクリーンで見る事!!!」

 

僕はIMAXで観たのだが、

更にでかいIMAXでもう一度観たいと思っている。

ノーラン監督はIMAXのラージ・フォーマットで撮影しているので、

そのスケールの大きさを更に感じたいと思うからだ!

 

とにかく、傑作!

是非、映画館で体験しよう!

最高です!

 

 

出典引用 ダンケルク ダークナイト メメント インターステラー

     インセプション ワーナー・ブラザース

 

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