趣味のソムリエ

クリエイティブプロデューサーの人生を豊かにする趣味の話

映画「ルーム」アカデミー主演女優賞獲得。とにかく子役の演技が素晴らし過ぎる!泣くねぇ。

アカデミー賞のショ―レースにも
名前を連ねていた話題の
「ルーム」を観てきた。

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アカデミー賞でも、
作品賞、監督賞、脚色賞の主要部門のノミネート
主演のブリー・ラーソン は見事、

主演女優賞獲得!

という快挙となっている。

しかしだ、この映画の本当の主役は
子供役の

ジェイコブ・トレンブレイだ!」

正直、なんでアカデミー賞にノミネートされなかったのか、
不思議なくらいだし、
主演男優賞を獲らせてもおかしくない程

「演技が神がかっていて天才!!!」

という感じだ。

本当に素晴らし過ぎて、
この子役に惹きつけられてしまう。

一応、映画の内容は

監禁された女性と、そこで生まれ育った息子が、
長らく断絶されていた外界へと脱出し、
社会へ適応していく過程で生じる葛藤や苦悩を描いたドラマ。

 出典引用:「ルーム」映画HPなどから

という感じである。


この手のモチーフは既に、
過去にも多く映画化されており、
脱出までのサスペンスやスリラーとして、
成立させているケースが多い。

しかし、この映画はそこに焦点はなく、
あくまでも母親と子供の葛藤や苦悩を描く。

だが、この映画はあくまでも

「子供視点」

の話である。

映画を観終わってから、
僕もブログを書く前に、
ざっと様々な人のレビューに目を通したが、
多くの人は

「母親の苦悩に焦点」

を当てて共感や苦悩を考え深く、書いていたが、
僕が不思議なのは

「この映画は子供視点なのになぜ、
 そこにフォーカスした人が少ないのか?」

という事であった。

この映画は上記したように子供視点の映画だ。

冒頭から主人公の少年の目線で、

全ての物語が語られていく。

「その視点が素晴らしいのだ」

この映画でハッと気付かされたのは、

「子供というのは本当に
 環境に順応する能力がすごい!」

という事である。
子供は理不尽な環境や事象に関しても
そのまま受け止める。

以前、チェルノブイリの本を拝読している時に、

「死ぬのは怖くないの、

ずっと寝ていて起きてこないだけでしょう」

 出典引用:「チェルノブイリの祈り」より


という末期がんの少女の言葉を読んだ時には、
思わず涙が流れてしまったが、
それと同じように

「あるがままを受け入れる
 子供の視点での物語の描き方」

が抜群なのだ。

監督のその辺りの手腕は本当に見事としか言いようがない。

既に予告等でも出ているので、
後半は外の世界との邂逅である事はわかっているのだが、
本当に

「日常の普通の事が子供にとっては全て
 未知の世界なのだ」

という視点は僕もハッとさせられた。

僕ら大人は新しい物と出会う事は少なくなってしまい、
こういう感動は皆無に等しいからだ。

また、子供の

「あるがままを受け入れる」

というある種「無の境地」的な姿勢は、
こんなオヤジでさえ、
人生の勉強になったほどである。

もちろん、母親の葛藤や苦悩という視点もあり、
この状況ではかなりの苦難もあるし、同情もする。

しかし、それよりも僕はこの映画では、
この

「子供視点の素晴らしさ」

に感動した。

子供は素直である。
その素直、純粋さに感動する。

もう大人の僕らにはない視点だから。

子供がいる人には絶対的に僕は
観る事をお勧めします。

僕も涙が止まらなくなった。

素晴らしいね、子供って。
大切にしないとね。

 

出典引用:「ルーム」 ギャガ チェルノブイリの祈り

 

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