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映画「レヴェナント」 レオナルド・ディカプリオ アカデミー賞受賞作を観てきた!

「レヴェナント」を観てきた。

レヴェナント:蘇えりし者 (字幕版)

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↑↑↑大自然が最高!!↑↑↑


レオナルド・ディカプリオが悲願の
アカデミー主演男優賞を獲得した作品だ。

他にも監督賞、撮影賞も受賞している。

簡単な作品の内容は上記のバナーか、

Wikiで見てもらうとして、

完全に「復讐」物だ。

監督は「バードマン」でアカデミー賞を獲得している、
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督。

2年連続のアカデミー賞に絡むという、
今、勢いに乗っている監督だ。

さて、映画の内容に関してだが、

まだ、未見の方に一つだけ言いたい事は、

「とにかく大スクリーンで見てください!」

ということである。

とにもかくにもこの

大自然の素晴らしさ、過酷さ」

が画面の中から溢れでてくるようだ。

本当に圧倒的な迫力で迫ってくる。

この自然の光景はオスカー常連のカメラマン、
エマニュエル・ルベツキが自然光のみで撮り上げたという事だが、
本当に凄い迫力!!!

それも撮影に携わっている人ならわかるが、

「自然光だけで撮るなんてとにかく時間がかかる」

黒澤明監督が

「雲待ち半年」

なんていう撮影に適した雲が現れるのを
半年も待ったという伝説が残っているが、
自然光で全て撮影するという事は、

「すべて自然任せで画がいつ取れるのか分からない」

という事である。

ライティングでセッティングした方が、
遥かに「楽」だし「時間」も節約できる。

しかし、

「自然光というのはやはりライティングには出せない
 自然な光の柔らかさや雰囲気」

が撮れる。

僕らの様な映像制作者は
なかなかそんな予算もかかる方法で、
撮影はできないが、
それをやりきったというのは凄い事である。

その努力の甲斐があり、
上記したように圧倒的な自然の迫力を
画に収める事に成功している。

なので、その大自然の映像美を
とにかく大スクリーンで堪能して欲しいのだ!

さて俳優に関してだが、
今回レオナルド・ディカプリオが悲願のオスカーを獲得した。
長年、オスカーに見はなされた俳優として有名だったが、
本当に何度目かの正直でやっとオスカー像を手にした。
良かったね!僕も取らせてあがたかったので、素直にうれしい!

映画を観ていると、
確かにアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が、
インタビューで話していたように

レオナルド・ディカプリオは目で演技ができる俳優」

である。

このレヴェナントは特に前半は、
サバイバルをしている状況だから、
セリフが極端に少ない。

要するに

「目と表情、ボディランゲージだけで全ての
 感情を表現しなくてはならない」

というとても難しい役だ。

それをレオナルド・ディカプリオは見事に演じている。

彼の目を見れば感情が見えるようだ。
レオ様は本当によくがんばった。

また、敵役のトム・ハーディもいい味をだしている。
この人は敵役をやらせたら最高だね!

ダークナイト ライジング」でも素晴らしい敵役を
演じていたが、今回も最高の演技を見せている。

この二人の存在感の対比が素晴らしいね。

映画の内容的には正直、そんなに新しくもなんともない。
よくある復讐劇である。

しかし、その簡単なプロットを
圧倒的な大自然の美しさと厳しさの中で
描く事で、古くて新しい映画像を提示して見せた監督の
手腕はさすがである。

特に前半のサバイバルは
そこまでして生き抜く!!!ってぐらい凄い!

是非、見たいと思っている人は

「大スクリーンで!!!」

 

出典引用:「レヴェナント」 20世紀フォックス

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