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書籍「アルジャーノンに花束を」 不朽の名作! 生涯に一度は読んでおくべき本。

アルジャーノンに花束をである。

アルジャーノンに花束を〔新版〕

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正直、僕が語るべき事がないぐらい

「不朽の名作」

である事は間違いがない。

アルジャーノンに花束を」を
最初に読んだのはもう今から四半世紀以上前になる。

そうかぁ。
改めて考えてみると、
四半世紀、30年以上も前に
この小説を読んでるんだよねぇ。

そういう事実はビックリする。
自分ではそんなに年月が経過した実感はないのだが、
実際はあっという間に30年以上も経ってしまった。

本当に人生とは不思議なものだ。

時間の「体感」も長い時もあるしあっという間の事もある。

これまでの人生を振り返ると

「あっと言う間のような気もするし、
長かったような気もする」

 

誰でも言う様な所感だが笑

本当に人生ってそういうものなんだよねぇ。

まぁ、そういう事はまた今度書くとして、
アルジャーノンに花束を」を初めて読んだ時、
確か僕は高校生だったと思う。

高校生の頃、親友にこの本を薦めて、
その親友が読み終わってスグに、

「号泣しながら電話をかけてきた」

のをハッキリ覚えているからだ。

という事は高校生の時点で僕は
この「アルジャーノンの花束を」を読んでいたはずだ。

高校1年生ぐらいかな?
中学生の時はそんなに本を読んでいなかったから、
恐らく高校生になってからだ。

その一番、多感な時期に、
この「アルジャーノンに花束を」を読んだのだが、

「本当にこの時期に読んで良かった」

と心底思った本である。

この小説を読む事により、

「そうか!!文章というのは本当に
 すごい可能性があるものなのだな」

心底、感動したのを覚えている。

それまでは、映画が大好きで、
エンタテインメントの最高峰は映画だと
思いこんでいたのだが、
この小説を読む事により、

「文章の力」

というものに初めて気づかされたのだ。

内容はWikiを見てくれれば分かるので、
割愛するが、

「この小説は本当に奇跡の様なコンセプトで、
 その奇跡が見事に最期の一文で昇華している」

ところが凄い所である。

この小説以後、このような形で、
物語の着地を試みたものは数多あるが、
この「アルジャーノンに花束を」を
超えるものは無いと断言してもいいだろう。

そのぐらいに「不朽の名作」なのだ。

初めはたどたどしい言葉で書かれていき、
物語の進行と共に、
文章が鮮麗されていくというこのアイデアの秀逸さ。

その文体と物語の奇跡的な相性の良さ。

そして、ラストへ向かって、
更にいうなら最期の一文に収斂される、
切れ味の素晴らしさ。

どれをとっても

「生涯に一度は読んでおくべき本」

である。

もう何回か読んでいるが、
必ず最期には号泣してしまうし、
読む年代によってもその感動の仕方が変わるのだ。

僕も、今、読んでいる本を読み終わったら、
再び「アルジャーノンに花束を」を読んでみよう。

きっと、あれから人生を歩んでいるので、
また、感動の仕方が変化しているだろうから。

 

出典引用 「アルジャーノンに花束をダニエル・キイス 早川書房

 

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