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映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 タランティーノ最高傑作!ダントツで一番好き!

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

冒頭から書くとタランティーノ最高傑作である!

僕的にはタランティーノ作品でダントツで一番好きな作品になった!

 

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しかし、この作品の評価は、ちまたでは真っ二つに分かれている。

それはアメリカの60年代~70年代の映画、雰囲気、歴史」を、

多少なりとも知っていないと、

そもそも映画の主題がなんだかよく分からないからである。

ネタばれなしで書いていこう。

 

この映画を見る前にはまず

必ず絶対に押さえておかなければならない、

「史実」がある。それは、

 

シャロン・テート殺人事件とチャールズ・マンソン

 

である。

映画監督ロマン・ポランスキーの妻であるシャロン・テートが、

マンソンファミリーと呼ばれるヒッピーの集団に襲われて惨殺されたという、

本当にあった、ハリウッドでも最大の悲劇だ。

 

この映画を観る為には少なくとも

絶対にこの一点は知っておかなければならない。

この事件を知っていれば知っているほど、

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」という映画が、

何故、作られたのかが理解できるからだ。

 

それに知っていないと、物語はほぼわけが分からないと思う。

映画はハリウッドで悪戦苦闘する俳優や、

シャロン・テートの日常を描いているだけだからである。

もちろん、僕の様な映画好きは、そこでも様々な過去の映画などからの引用、

ハリウッドの風景、雰囲気等で、十分以上に楽しめるのだが、

それでもシャロン・テート殺害事件を知らなかったら、

見方は180度違ったものになってしまう。

 

この映画の主軸はある一点、

1969年8月9日のシャロン・テート殺害事件という

史実に集約する為の映画であるからだ。

 

是非、これから観に行く人は必ず

シャロン・テートの事件は調べてから、

観に行って欲しい。

 

その他、事前に仕入れておきたい基本知識としては、

軽くでいいので、カウンターカルチャー、ヒッピームーブメント、

ウッドストックベトナム戦争、60年代~70年代のアメリカの歴史の概略、

60年代の映画の名前や俳優(せめてスティーブ・マックイーンブルース・リー等は)は、

本当に何となくでいいので知っておいた方が絶対に楽しめる。

 

そこを知らなくても、

ただ単純にディカプリオとブラッド・ピットが共演しているってのは、

本当に凄い事だなぁ!!!とファンならそれだけでも観る価値がある。

僕はディカプリオ、ブラッド・ピット共に大好きな俳優で、

両方ともデビュー当時からの大ファンである。

その大ファンである二人が同じ画面の中で、

共演してるってのは画力が半端ないし、

感動すら覚えるほどだ!

 

また、役どころがぴったりである。

ディカプリオは演技派であることを見せつけ、

ブラッド・ピットのスタントマンという役どころも正に最高の配役だ。

二人のバディー感を観るだけでも大ファンである身としては、

ずっとこの二人を観ていたい!と思わせるほどだ。

 

更に映画好きとしては当時のハリウッドの雰囲気から、

街並み、タランティーノはCG嫌いという事もあって、

ほぼCGなしのリアルでフィルム撮影という事で、

最高の背景を作っている。

やっぱりどんなにCG技術が進もうとも、

実写の存在感にはまだまだ敵わないのだ。

 

映画的なトリビアや当時の雰囲気などもふんだんに取り入れて、

物語が進むので、やはり映画好きであればあるほど、

この映画は楽しめるのは否めない。

 

タランティーノの作品というのは、

元々タランティーノがむちゃくちゃ映画オタクなので、

デビュー当時からやはりマニアックなのだ。

レザボア・ドッグス」から「パルプ・フィクション」で時代の寵児になった時から、

マニアックさがタランティーノの真骨頂である。

僕も全作品を観ているわけではないがタランティーノ節は理解しているから、

そういう映画のマニアックを楽しむという視点は持っている。

(そんな意識しなくても僕はマニアックなのだが笑)

その中でも今回の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、

映画フォーカスのマニアックさを展開しているので、

僕らの様な映画好きにはたまらない魅力を放っている。

 

映画の内容もタランティーノがインタビューで答えているように、

今までの集大成的な作品になっているし、

何よりも画面から監督、出演者等が楽しんで制作しているのが、

伝わってくるのである。

 

ラストで何が起こるのかは上記の事件の背景を抑えておけば分かるので、

それまでの映画の描き方が最高である。

僕的にはやはりタランティーノ作品の中では最高傑作だとして押したい!

 

是非、多少の押さえどころを押さえ、

劇場に足を運んで欲しい。

タランティーノの映画愛を堪能できることは間違いない。

 

 

出典引用:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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